12月に執刀した手術は、①白内障手術 65件、②白内障硝子体同時手術 18件、③硝子体単独手術 2件、④白内障手術+緑内障手術(流出路再建術) 1件、⑤緑内障手術(プリザーフロマイクロシャント) 1件でした。12月は12月23日が予定手術の最終日でしたが、12月25日に緊急で裂孔原性網膜剥離の手術を行いました。本年は1月5日の診療初日にも裂孔原性網膜剥離の緊急手術を行ったため、手術初めと手術納めのどちらも緊急手術となった1年でした。

2024年は1年で、①白内障手術 960件、②硝子体手術 248件(うち眼内レンズ強膜内固定術 9件)、③緑内障手術 17件を執刀しました。裂孔原性網膜剥離(増殖性硝子体網膜症などの特殊網膜剥離を除く)の手術においては、再剥離した方は1名もおらず、全症例で初回復位を得られました(12月手術の方は経過観察期間が短く判定できないため除外)。

また外来に関しては、1年で約6500人の新規患者様にご来院いただきました。1日100人以上のご来院いただく日も多くなってきております。検査は視能訓練士4名体制で行っており、なるべく診療の質を高めつつ、予約制の導入などで待ち時間の短縮化も努めておりますが、現在は1列での診察のため、病状の重い方や手術説明の方がいるなどの状況によっては、どうしても予約の患者様であっても待ち時間が長くなってしまうこともあります。今年は2診体制で診療を行う枠を設けるなど、対策を立てていければと考えております。

今年も地域医療に貢献していけるよう努力してまいりますので、ご支援賜れますようよろしくお願い申し上げます。